風はなかなか目に見えません。
地中深く眠っている石油資源をボーリング調査するように、風力エネルギー資源は利用しようとする前に、資源自体があるのかないのか調べなければなりません。 それが風況調査です。
気候の異なる四季がはっきりしている日本の場合は特に、最低1年間の観測が必要です。 また日本は地形が複雑なので、計画する風力発電サイトに極力近い場所で観測することが必要となります。
商用風力発電機は年々大型化が進み、高層の風況観測が必要となりました。将来の計画がずれないように、正確な風況観測を実施してください。